QOLの向上には、良好な人間関係が大切です。
なぜなら、人間はひとりでは生きていけないためです。
人生の幸福を考えるなら、ハッピーな気持ちで1日1日を過ごし、積み重ねることが大切です。
誰かに支えられたら、誰かを支えてあげること。
生活の質をあげることは、仕事やプライベートの充実につながります。
自分らしく生活を過ごし、自分という人間を認めてくれる周りを大切にすることが自分を大切にすることに繋がるはずです。
今回は、良好な人間関係を築くことがどうQOLに関係してくるのかを考えていきます。
良好な人間関係を築くために我慢はいらない
良好な人間関係があることは、直接的な効果は得られなくとも間接的でもまわりまわって自分の生活の質をより良いものにしてくれます。
しかし良好な人間関係を築くために無理に我慢をする必要はありません。
相手に好かれたいからといって、すべて相手のペースに自分を合わせていては心身ともに疲れてしまいます。
嫌なことは嫌とはっきり言える関係を気づいたり、ありのままの自分でいられる周囲を大切にすることからはじめてみるのもいいかもしれません。
自分に合うムリのない人間関係こそ、QOLを向上につながるものです。
信頼できる周りがいることこそ財産になることを意識して、自分も自分を大切に思ってくれる周りも大切に、感謝を忘れずに。
人間関係を良好にするためには
良好な人間関係にするためには2つのことを意識してみましょう。
具体的には、
- 自分を肯定し、大切にする
- 安心でき、安心される人になる
です。それぞれ確認していきましょう。
自分を肯定し、大切にする|自然体の自分が相手を受け入れる
誰かに否定されて悲しい経験を持つ人も多いことでしょう。
しかし、自分のことを自分が否定していては何もいいことは起きません。
今の自然体の自分を受け入れて肯定することが、良好な人間関係を築くきっかけになります。
自分のいいところも悪いところも受け入れられてこそ、周りの人を受け入れられる寛容さが身につくからです。
誰かれ構わず受け入れるというより、この広い世界にはいろんな人がいて、自分のような人がいるということ自体を受け入れ良い・悪いを判断せず、自分にストレスのない距離感でお付き合いをしていくというフラットな考え方で日常の人間関係を考えるのも気持ちが軽くなるコツです。
”自分のこういうところがイヤだ”という人には、直す方法より”うまく付き合う”方法を考えてみたり、こういうところはイヤだけどこういうところはいいところだなとポジティブに考えてみたりするのもいいかもしれません。
まずは、完璧な人間などいないということ、不完全であるから人間らしいという醍醐味に楽しさを見出すことがQOLの向上には大切です。
安心でき、安心される人になる|安心できる人のそばで過ごす
できることなら自分らしくいられ、安心できる人のそばで過ごすことがQOL向上のためには大切なことともいえます。
自分が安心できるということは、相手が自分に安心できるということ。
一緒にいてお互いがリラックスできる関係を目指し、そのような人が一人でもいるなら財産です。
学校へ行っているときは学生の自分、家に帰れば子どもの自分といったように、人はそれぞれその時の役割を演じています。
自分らしさを受け止めて安心させてくれる人を大切にすることが、良好な人間関係を築きます。
筆者は、仕事の時は自身にもスタッフにも厳しい自分ですが、家に帰ったり仕事が終わってからのオフモードは、腑抜けた自分や不完全な自分、くだらないことで笑っている自分などを主人やスタッフと楽しんでいます♪
まとめ
人に支えられ、人を支えながら生きています。
いくら金銭的に豊かでも、体が健康でも、孤独に暮らしていては生活の中で起こる喜怒哀楽を共有できずどこか満たされない感覚に陥ってしまいます。
良好な人間関係があるということは、流れる同じ時を過ごし、自分の時間・生活そして人生をより鮮やかに彩ってくれます。
友達を100人作るというより、自分が楽しく安心できる・自分が愛し愛される環境があるというだけで多くの学びや経験も生まれます。
そのひとつひとつが日常の中のエッセンスとなり、自身のQOLをより素敵に、より良くしてくれますよ。